今回の記事では認識方法を
- ブロック認識
- 縦認識
- 横認識
これらの3種類からそのメリット,デメリットを紹介していきます。
うまく使い分けることができるようになればより多くの譜面を叩きやすくなります。
認識について理解する必要性
カジュアルに音ゲーをしている方ではなかなか思いつかない視点である「認識の理解,使い分け」はどれほど効果があるのでしょうか。
メリットとして
- 苦手な譜面が急にできるようになる事がある
- 癖を抜くための手段の一つになる
- 研究の幅が広がる
などが挙げられます。
わざわざ使い分けることのデメリットはないように感じます。
強いてあげるなら、使い分ける感覚は慣れるまで難しいため習得に時間がかかるくらいでしょうか。
筆者も認識の使い分けを意識して練習していますが使いこなせているとは全く思いません。
逆に言ってしまえば、「使いこなせくても意識してみると偶に上手くいく」くらいで十分です。
上手くいく意識を維持できればその譜面の一部に対して自然と認識が変わるようになります。
最低でもこういった手段があるんだということは覚えておくことをおすすめします。
ブロック認識
ブロック認識とはその名の通り、譜面をブロックに分けて認識する方法です。
色々な譜面をプレイしてきた経験や、しっかりと譜面を確認して理解した研究で出来るようになる認識です。
メリットとして
- 譜面が見えてから理解するまでの時間が圧倒的に短い
- そのため脱力してプレイしやすい
デメリットとして
- ブロックを注視しすぎてその前後で事故りやすい
- 速度を見えない以上に速くしてしまいがち
- 他の譜面,速度に戻った時にfast寄りになりやすい
- 精度をとる上で沼りやすい
メリットこそ唯一的で圧倒的ですが、デメリットを理解しないと判定迷子や初見に弱くなったりもします。
対策として「ブロックの前後もしっかり見える速さで我慢」「ブロックの始点をとにかく綺麗に取る」などがあります。この他でもなんでも良いので、デメリットをカバーしやすい自分なりの意識と一緒に使うことでメリットが発揮できます。
縦認識
縦認識とは譜面の流れに沿ってなぞるように認識する方法です。
メリットとして
- 階段など鍵盤譜面に向いている
- 高BPMでも叩きやすい
- 初見でも認識しやすい
デメリットとして
- 縦連や同時押しメインの譜面で苦労する
- 精度を取る上で最も大切な同時押しをおろそかにするため、理論値やAP狙いでは沼にハマりやすい。
FC狙いやある程度までのスコア狙いには最適な認識です。
デメリットの対策としては「ブロック認識や後述する横認識」を要所ごとに使い分けることが有効です。
横認識
横認識とは目線を下げて同時押しをメインに認識する方法です。
入りという概念が薄く,事故はあまり起きません。
1ノーツ抜ける、というようにポロポロミスを出しやすいです。
メリットとして
- 圧倒的に精度が取りやすい
- 理解した譜面の安定感が最高
- 癖がつきにくい
- 同時押しをしっかり意識できる
- 縦認識で理解できない指押し譜面ができる場合がある
- 同時混じり,そんなに速くない,5k以上の配置に特に有効
デメリットとして
- 高速配置やトリル主体の筋肉譜面で苦労する
- かなりの集中力が必要
- 脱力しにくく体力の消耗が激しい
- 挑戦段階の難易度では適用するのが難しい
理論上最強の認識といえばこれです。体力,集中力がある時はこの認識で成果が出やすいです。
よくあるのが「初見はほとんど全員横認識」という話です。何回かプレイして譜面を覚えて無意識のうちにブロック認識になり、爆速で癖をつけてできなくなる。
いわゆる初見マジックの正体がこの横認識です。譜面を覚えた上で横認識できたらどれだけ強いかなんとなく理解してもらえたはずです。
おまけ:「にらむ」について
[後々書きます]
最後に
今回の記事では認識方法について詳しく紹介してきました。
結果的に横認識をヨイショした感じに見えますが、他の認識よりメリットが大きいだけで実際万能ではありません。
自分がどれくらいの成果を出したいのか,どこが押せないのか、適用したい譜面と相談しながら使い分けられるようになりましょう。
全ての認識を完璧に使えるようになることはまあ無理ってくらい難しいですが、擬似的に使えるようにはなれます。頑張りましょう。
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