腕押しという言葉を知っていますか?そして腕押しという技術を使えていますか?
指押しという言葉は結構聞きますがこちらはあまり聞かないですよね。
しかしこちらも立派な技術であり、有効に活用することで精度を取りやすくなる場面があります。
今回の記事では「腕押しとは何か」「腕押しのメリット・デメリット」について解説していきます。
この記事を書いた人(@keeplearningPJ)
プロセカ33~35全AP済み。音ゲー歴約8年(2023/10/24)
腕押しとは
腕押しとは手首を固定しながら腕を上下に動かして体でノーツを拾う技術です。
手首を固定するといっても「机に手首をつけて自然に固定するタイプ」と「机に手首をつけないで意識的に固定するタイプ」の2種類があります。
腕押しは後者の「机に手首をつけないで意識的に固定するタイプ」です。
腕から動かすため動きが大きくなることが特徴です。普段脱力している時は腕も同時にあまり動かさない事が多いため、それだと脱力できていないのではと思われるかもしれませんがそんなことはありません。
音ゲーにおける「力んでいる状態」とは前腕の特に手首周りの筋肉に力が入ってしまい指が動かしにくくなってしまう状態のことです。
腕押しでは主に肘周りの筋肉を使っている事がほとんどであるため心配する必要はありません
脱力が上手くできない方,脱力している状態がよくわからない方は以下の記事がお勧めです。
腕押しのメリット・デメリット
腕押しのメリットとして
- 8分主体の譜面で圧倒的に精度を取りやすい
- 例:アイデンティティ(MASTER31)
- 8分と16分が混合している譜面での入りを綺麗に叩きやすく、指押しが必要な瞬間に強張りにくい
- 例:モアジャンプモア(MASTER31)
- FASTを出しにくい
- 腕を大きく動かす分、少し叩く間隔が広くなりますが人間自体早入りしやすいタイプが多いので逆にちょうど良くなります
- 誰でも簡単に適用できる技術である
という感じです。
力も入りやすいため、同時押しで片方グレてしまう人にもしっかり同時で押す意識としてお勧めです。
FASTが出にくい技術なのでBPMが遅い曲や低難易度埋めに特に有効です
デメリットとしては
- 比較的体力が消耗しやすい
- 本当に少差ですが長時間プレイすると余計に疲れます
- 腕押しと指押しを切り替える瞬間を見極める必要がある
- 譜面の間隔が何分なのか理解していなければどこで切り替えるのか迷います
という感じです。
BPMが速い曲こそ休符の見極めが大切になります
精度を気にしないのであれば腕押しにこだわりすぎることも良くないです
最後に
今回の記事では腕押しについて紹介してきました。
指押しほど必須技術ではありませんが使う事ができれば安定感を伸ばすこともできますし、高難易度での研究の幅が広がります。
同時押しが苦手な筆者にとっては体を少し大きく動かすだけで精度が上がるもんですからとても助けられています。
誰かの参考になれば幸いです。
質問などあればコメントかお問い合わせまでお願いします。
コメント