プロセカのような音ゲーを割とやりこんでいれば何回かは聞いたことあるであろう「運指誘導」という言葉がありますね。
継続してプレイしていれば自然と体に身に付くものではありますが、理屈を理解すればもっと余裕を持って叩くことや安定感を上げることに上手く繋げることができます。
今回の記事では
- 譜面制作者側の意図による運指誘導
- 自分の認識によって叩きやすい押し方を選ぶ運指誘導
この2点から解説しています。
この記事を書いた人 プロセカ33~35全AP済み。音ゲー歴約8年。
譜面制作者側による意図による運指誘導
右の画像は初音ミクの激唱のEXPERT譜面です。
簡単に言ってしまえば右寄りに降ってくるノーツは右手で、左寄りに降ってくるノーツは左手で。
99%のノーツはそうやって拾いますよね。
これもれっきとした運指誘導です。
また次の画像のような、慣れていないと認識が難しい配置に入る直前が見やすいトリルになっているような配置も運指誘導と言えます。
「見にくくなるけどそのまま叩いていれば通るよ」
という運営からのメッセージですね。
トリルだけでなくハネリズムの譜面でも出てきたりと、プロセカにはこういった配置がかなり多いため運営からのメッセージだと思って叩くとより楽しくなるかもしれません。
ここまでの運指誘導はストレスを軽減させるために置かれていることが多い配置ですが、逆のパターンも存在します。
右の画像は限りなく灰色へのアウトロに出てくる配置の一部です。
特に最初の2打に注目してください。
1ノーツ目が左に寄っており意識していないと左手でとってしまいそうですよね。
ただの2連として取るなら右手から入る方法が最もスマートですがそれをしにくく、左手から入ってしまったら基本的に微縦連を強要されてしまいます。
押しにくい見た目に配置されているかつ事故の起きやすい、いわゆる押しにくい配置が運営の悪い意図による運指誘導でもあります。
自分の認識によって叩きやすい押し方を選ぶ運指誘導
こちらは応用編です。必須技術かと聞かれると実際そうではないので私がやっている意識を軽く紹介します。
人によってはこの考え方だけで安定感が全然変わってくる譜面が出てくるので試してみてください。
右の画像はエゴイストのいわゆる難所ですね。
初音ミクの激唱の赤譜面でも紹介したように、そのまま叩き方をキープすれば問題なく通る配置ですが、認識難,小粒,方向フリックなど難しい要素もりもりで苦手な人が多い印象のある箇所です。
難しいと感じる要素として曲が速い上に、ハネの1打目が全レーンになることでどっちの手から入ったら良いか考える時間が取れないことが挙げられるでしょう。
なので私は後ろのフリックの向きに関わらず全レーンノーツは全て左手で、左端で取るようにしました。フリックは真上意識です。
元々右手が強かったこともあり移動量が増えることに関して全く苦手意識がなく、95%はAP通過するようになりました。
取りやすい運指を組むこと,考える量を減らすことが自分の意識下での運指誘導になります。
いわゆる研究の一種ですね。
最後に
今回の記事では「運指誘導」について解説していきました。
「あ、それだけのことなんだ」「知らないのは名前だけだった」といった感想を持った方も多いのではないでしょうか?
実際そんなに難しいことではないですが、感覚に留めておくだけでなく理屈を理解しておくことで考える幅も広がると思います。
誰かの参考になればと思います。
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